名入れ時計の歴史と活躍する場面

名入れ時計というアイテムは、日本では昭和初期から中期の間にかけて男性の多くが手にしていたアイテムです。おもにアナログ式の懐中時計というものが主流でしたが、はじめて誕生したのは1800年代のイギリスでした。当時は戦地に赴く兵士に対して王国が配給をしていたもので、兵士ひとりひとりの名前を入れたのは身分証という役割も果たしていたからです。簡単に名入れ時計の歴史を紐解くとともに、現在の活躍場面についてもふれていきましょう。

1900年以降になると、貴族や伯爵といった身分が高い方々が愛用するようになり、デザインも懐中時計から腕時計へと変化を遂げました。日本には明治維新後に伝わり、ここでも華族階級の方しか持っていませんでした。昭和頃には一般的に普及をしていき、名入れ時計は大学卒業時の記念品として活用をされていきます。これが現在のスタイルの基盤となり、新社会人に対して両親や親しい方がプレゼントをするのが一般的となりました。

名入れ時計の場合、男性に対してのプレゼントというのが基本です。その際立ったシーンが結婚式のときであり、花嫁が新郎に差し上げるのを披露宴などで見かけた方も多いことでしょう。最近だと名入れ時計はデジタル式にも活用をされました。以前は盤面に刻む形でしたが、現在ではプリント式も多くなりローマ字だけでなく漢字にも対応しています。

記念品というスタイルには変わりはなく、今後も愛用され続けるものといえます。

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